東京の中学受験は2月1日が本番。受験生の皆さんはドキドキの日々を過ごされているのだろうと思います。我が家の中学受験はコロナ元年でした。6年生の4月から突然の一斉休校。リモートもワクチンも情報も今後の見通しも何もない、ないないづくしの日々でした。
そんな中、子ども達と確認したことは「歴史」です。これまでの歴史の中で起こってきたパンデミック、例えばスペイン風邪の時人々はどうしたか、収まるのに何年かかったのか、そういったことを調べて家族で色々と話しました。そして、これまでの歴史を参考に考えるならば、おそらく今回のコロナも収束までに3年程度はかかるだろうと。ならばこの1年はどう過ごすべきかということも話し合いました。
休校の時期にとにかく意識したのは、いつも以上に規則正しく生活することでした。長い休校があけて学校も塾も再開した時に塾の先生が仰ったのは、真面目にやる子だからうちの息子のことは心配していなかった。信じてましたよ。とのこと。でも、生活リズムが崩れてしまって受験どころではなくなってしまった子も実はいるんです。と…。あと先生が心配だと言われたのは、6年生だけではなく実は5年生だったそうです。特に5年生のカリキュラムは入試に関係の深い単元ばかりなので、そこがまるっと抜けてしまっていることは本当に心配と仰っていました。
受験前のこの時期、親の心境としては合格か不合格かよりも、子どもを元気で試験会場に送ること。我が家もコロナ真っただ中の世の中だったので、用心に用心を重ねて2週間前から家族全員で自宅で過ごしました。夫は完全リモート、下の子たちは時間割を決めて自宅学習。外遊びも人のいない時間に公園へという徹底ぶりでした。もし受験が今年だったらここまでやらないかしら?とふと思ったら、息子が「友達の妹が今年中学受験なんだけど、『今オレの人権はないんだ』って言ってたよ。」
どういうことかと思ったら、受験生の妹が全て優先なので、兄が学校から病原菌をもらってこないように(確かに学級閉鎖急増中…)自室へ監禁(笑)&趣味のルービックキューブも音がするから禁止と厳戒態勢だそうで…。もうカウントダウンだから仕方ないね。兄も協力して、よい結果が出ますようにとお祈りすることにします。
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