タイタニック号に興味があるお子さんがいます。
1912年の4月14日の深夜に沈んだことや、「沈まない船」と呼ばれていたのに沈没してしまったこと、姉妹船の名前はブリタニック号ということなど、本当に詳しくて驚いてしまいます。
こんなに興味があることを、もう少し別の視点からも見ることができたらいいなと思い、一緒に対照地形という活動に取り組みました。
我が家に、息子が小学生の時に作ったタイタニックのナノブロックがありました。私はその存在をすっかり忘れていましたが、「生徒さんにぜひ見せてあげて。」と息子が借してくれました。それを移動させたりしている間にライトが曲がってしまっていたようで、
生徒さん、見るなりすぐに・・・
「ここのライトの部分はこんなに曲がっていたらいけないよ。」
えっ!そうなの?正しく直してくれる?
と言ったら、すぐに直してくれました。さすがです・・・!(^^)!
この生徒さんはモンテッソーリの教具の地球儀や、地図などの活動を事前に取り組んで、地球は土と水(大陸と大洋)でできていることを理解した上で、対照地形に入っています。
紙粘土から島を切り出して、隣のバットの中に移します。
色水を注ぐと、「島」と「湖」の完成です。
「島」は、まわりを水で囲まれている陸地であること、「湖」は、まわりを陸地で囲まれ、すぐには海とつながっていない、沢山の水が集まったところであると、お話をします。
そして、自分で作った島と湖に、自由にお名前をつけました。湖には~湖(~こ)と最後につけることも伝えます。
最後に、大好きなタイタニックが出港した、イギリスのサウサンプトンの地図を見てみました。
サウサンプトン港のちょうど下のあたりに、ワイト島という島があることに気が付きます。とても小さい島だけれど、まわりを水で囲まれている陸地が島だから、一つ地図上に島を発見!
よく見ていくと、イギリスも島国なんだなと地図を見ると分かりますね。
日本の地図も見てみると、4つの島に分かれていることを発見しました。まわりにも小さな島がたくさんあるね!面白い!と笑顔に。こちらの地図は小学館の世界大地図ですが、本当に美しいです。我が家の小学生の娘にも、この地図で縮尺を説明したら、「あ~、そういうことなんだ!」と納得していました。
地形の呼び方は島や湖以外にも、半島や、湾、海峡などたくさんあるので、これらの形も引き続き作っていくことができます。
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